店内イメージ

黒やなぎの軌跡

愛知県豊橋市にて長年日本料理を提供しております「むぎとろ・日本料理 黒やなぎ」。とろろ会席のお店として暖簾を掲げてから四十五年、現在では二代目 黒柳武志とともに、日本料理の素晴らしさを広げる為に日々精進しております。創業より積み重ねてきた想いを大切にしつつ、修業先で学んだ技術や志を組み合わせた、当店ならではの味わいをお届け。これまでも、そしてこれからも、美味しい料理を生み出す事はもちろん、お客様への心遣いを大切に、より良い空間をご提供できるよう努めてゆく所存です。

Our History

創業写真
1978年黒柳悦也によって創業
黒やなぎの歴史は、1978年に創業した「割烹 むぎとろ」がその原点です。当時はとろろ会席の専門店としてスタートし、変わらぬ想いと味を脈々と引き継いでおります。長年当店をご贔屓いただいているお客様によって、現在に至るまでの当店の歴史があるのです。
建物
1992年代後半現建物に改築
割烹 むぎとろの時代から現在の場所で始まりましたが、当時は民芸調の造りで、その面積は今の半分ほどでした。1992年代後半には店舗面積を広げて増築。現在の店構えとなり、趣のある雰囲気に空間となりました。
武志さん
黒柳武志京都・露庵 菊乃井で修業
父の背中を見て育ってきた二代目 黒柳武志は、「一流の料理人を目指すならば、一流の元で学びたい」という志から、京都の調理師専門学校卒業後、京都の名店「露庵 菊乃井」で修業。ミシュラン三つ星をはじめ、数々の名誉ある賞を獲得している村田吉弘氏の元、料理の技術はもちろんのこと、料理人としての志、料理やお客様に向かう姿勢など、様々な事を学びました。

二つの技と心が重なる

修業を終えた二代目 黒柳武志は故郷豊橋に戻り、割烹 むぎとろへ。その胸には、父である初代店主から受け継ぐ心、そして露庵 菊乃井店主・村田氏から学んだ技と志、その全てを重ねて、新たな日本料理の可能性に挑戦し続けます。

武志さん

二代目 黒柳武志第七回 日本料理コンペィション京都決勝大会 優勝

国内外の料理人が日本料理の腕や知識を競う「日本料理コンペティション」。その第七回にて念願の世界チャンピオンの称号を獲得する事ができました。その栄光は自らの力だけで得られたものではございません。初代より受け継いだ想いや修業元で学んだすべての経験。そして日々支えてくれる仲間やお客様があってこそなのです。

日本料理を豊橋から世界へ

二代目である黒柳武志が修業を終えた際に「露庵 菊乃井」の村田氏からいただいた「喝」の文字が刻まれた包丁は、初心を忘れない様、常に自身を律してくれる宝物です。日本料理の奥深さに魅了された修業時代の思いと同じように、“日本料理の素晴らしさを、豊橋から世界へと広めたい"それが私たちの志です。

和食をユネスコの無形文化遺産に登録させた立役者とも言われる村田氏とともに、日本料理アカデミーの正会員としてパリの三つ星シェフに日本料理を振る舞うデモンストレーションをおこなうなど、日本料理の魅力を世界へ届ける活動を行なっております。

料理の美味しさは勿論の事、一皿一皿が醸し出す華やかさ、おもてなしの心、目の前で職人が料理を作り上げていく所作―。「食」に関わる全てを五感で愉しんでいただく事。そんな和食ならではの有り方をお届けする事こそ当店の想いです。

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